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バリュー×グロース株に集中投資

バフェット氏曰く、「過度の分散投資は無知のためのリスク回避」です。 景気に左右されず、毎年しっかりと利益を上げられる企業に集中投資をしましょう!人間の“欲”がなくならない限り株式投資は永遠に不滅です★
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年末の忙しさも筆者は今週がピークのようで、これは例年よりも1週間ほど早いのですがここさえ乗り切ってしまえば後はクリスマスに年末年始とお正月気分を存分に楽しみたいと思っております^^

踏ん張りどころです!

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まず筆者が同社に対して好印象を受けた理由としては、携帯電話キャリアでトップシェアを誇るNTTドコモのショップ運営とNEC製端末の修理・保守サービスという事業の組み合わせが非常に合理的かつ面白いのではないかと直観的に感じたからでした。

端末の購入だけであれば、わざわざドコモショップに行かなくても家電量販店や大手小売店等で購入することができますが、携帯電話の修理・保守となるとやはりドコモショップに行かざるを得ません。

また最近は、ドコモショップに足を運ぶとわかりますが、2008年の総務省の(余計な!?)指導によりに携帯電話端末の値引き販売が実質禁止され、大手家電量販店で購入しようがドコモショップで購入しようが販売価格にほとんど差がなくなりました。

この流れは、消費者から見て良いか悪いは別として、ドコモショップを全国で225店舗運営する同社にとっては非常に追い風にもなると思ったわけです。(ここまでは2010年夏号の四季報での話です。余談ですが筆者は、四季報は夏号しか見ていません。理由は夏号に翌期の見通しが更新されるからです。)

しかし、実際に有価証券報告書に目を通してみるとEPSこそ右肩上がりであるものの、売上高は10年前からほとんど増えていない状態でした。

さらに、自社株買いを積極的に行っているわけでもありませんでしたので、EPSの右肩上がりの曲線を描いている要因は利益率の改善であるということがわかりました。

売上高が二の足を踏んでいる状態でも、利益率の改善でEPSを押し上げているような企業は筆者は、普段であれば好みます。

しかし、10年間という期間は少しばかり長過ぎるような気がしました。

この時点で筆者の考える同社の成長イメージとは若干相違があったようです。

また大株主の欄を見ると、企業名からも推測されるように筆頭株主はNECで同社の株式数の51%を抑えています。これも投資するに当たっては筆者にとって大きな減点要因です。

さらに同社を調べて行く上で、親会社のNECに至ってはあまり褒めれた素行とは言えないような悪い癖があることも知りました。

NECキャピタルソリューションやNECトーキンの例では、NECの子会社であるこれらの企業を到底納得のできないような割安な価格でTOBして上場廃止にしてしまうという「NECリスク」というものがあるようです。(筆者が同社に対して投資意欲を失ったの最も大きな要因です。)


次に同業他社比較として、業界で圧倒的なトップシェアを誇る3738ティーガイアとの財務分析比較も簡単に行ってみました。

3738ティーガイア損益計算書

ティーガイアの売上高は右肩上がりの上昇を見せ、伸び率も申し分なく、加えて利益率も非常に安定しており印象としては優等生だなという感じです。

しかし、筆者からするとこれだけではちょっとインバクト不足で消化不良なんですよね。利益率の低さもやや気になります。

その点、NECモバイリングは前回掲載の財務諸表を見ていただくとわかるように
http://blog-imgs-47.fc2.com/r/i/s/riskandbenefit/20111202080611319.png

売上高こそは現状頭打ちの状態ではありますが、利益率の改善具合は並大抵の企業のレベルではありません。

何と言っても5年ほどで倍近くまで『カイゼン』しているわけですから。前出の業界トップ、ティーガイアと比較してもティーガイアの営業利益率2.3%に対して、NECモバイリングの営業利益率は3倍の7.5%にまで達しています。

これも、モバイルサービス事業のシステム運用、修理・保守サービスという高採算の事業を抱えているからこそだと思われます。

ティーガイアが優等生であることには違わないものの、セールス事業+高収益のサービス事業、さらには『カイゼン力』を併せ持つNECモバイリングの方が筆者としては興味をそそられるわけです。

しかし、それで前述の同社のリスクが無くなるわけではありません。逆を言えば、これ程魅力的でもそれ以上にリスクの方が大きいという判断になるわけです。

同社へ対して投資を再考する条件としては、後にも先にもまずはNECの同社株式保有比率が現状の50%超から大幅に低下することが最低条件だと考えております。

それまでは、当面、様子見のまま同社の業績推移を見守りたいと思います。


では最後に。前述した「NECリスク」というものもあり割安の判断がし辛いのですが、一応同社の理論株価です。

NECモバイリングの理論株価は6900円です。

6900円という数字を見てあまりの現状の株価との乖離に2度計算しましたが、間違いではないようです・・・しかし、投資家自身が取り除くことができないようなリスクを内包している企業にはやはり投資すべきではないと思っております。

「安いものには訳がある」とは言いますが、そういうことなのかもしれません。

こんなに艶めかしい投資先候補もそうそうないのですが。。。

いつものことながら嘘を書いているつもりはありませんが、あくまでも投資は自己責任でお願いします。


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