バリュー×グロース株に集中投資

バフェット氏曰く、「過度の分散投資は無知のためのリスク回避」です。 景気に左右されず、毎年しっかりと利益を上げられる企業に集中投資をしましょう!人間の“欲”がなくならない限り株式投資は永遠に不滅です★
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ギリシャが支援策受け入れ問う国民投票へ、ユーロ圏危機再燃も – 2011.11.1(ロイター)
 [アテネ 1日 ロイター] ギリシャのパパンドレウ首相は31日、欧州連合(EU)が合意した第2次ギリシャ支援策の受け入れの是非について国民投票で問う方針を表明し、世界を驚かせた。
 ユーロ圏首脳が合意した第2次ギリシャ支援策には、1300億ユーロの支援や、民間セクターが保有するギリシャ国債への50%のヘアカット(債務元本の減免)適用などが盛り込まれている。
 ドイツの連立政権を構成する自由民主党(FDP)のブリューデレ下院院内総務(前経済技術相)は1日、パパンドレウ首相が国民投票の実施を求めたことに関し、ギリシャはEU首脳との合意を撤回しようとしているようだと指摘、「(このニュースに)苛立ちを覚えた」と語った。
 院内総務は「首相は、ギリシャの利益となる支援策に合意していた。数十年にわたって政策運営を誤り、間違った決定で自ら危機に陥ったギリシャのために他国が多大な犠牲を払おうとしている」と述べ、「私には、合意から抜け出そうとしているように受け取れる。奇妙な行動だ」と非難した。
 国民の大半は欧州首脳が合意したギリシャへの第2次支援を否定的に捉えている実態が最新の世論調査で明らかになった中、国民投票を来年初めにも実施することについて、アナリストらも不可解だとの見方を示す。
 欧州危機の先行きに再び暗雲が立ち込めれば、20カ国・地域(G20)首脳会議のため今週仏カンヌに集結する首脳らの面目をつぶすことにもなる。
(後略)


今月に入ってすぐ話題になったギリシャの国民投票の問題ですが、平凡な日本人である筆者の思考からは俄かには信じられない話です。

以前読んだ本に、「少しぐらい(正常の範囲内)の借金であれば貸し手主導で返済計画や金利が定められるが、(どう考えても返済しきれないレベルまで)莫大な借金を作ってしまえば借り手優位となり、借り手主導で返済計画が行われる」ということが書かれていしたが、まさにその状態かと。

とはいえ、ようやくの思いで支援策をまとめたほかのユーロ加盟国からすればとんでもない話で、ユンケル議長も次のように述べているようです。

ユンケル議長:ギリシャを是非ともユーロ圏にとどめたいわけでない – 2011.11.3(ブルームバーグ)
 11月3日(ブルームバーグ):ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は3日、ユーロ圏各国政府はギリシャが域内にとどまることを望んでいるが、是が非でもとどまらせようとしているわけではないと述べた。
 同議長はドイツのテレビ局ZDFとのインタビューで、「12月4日はギリシャが国民投票を実施する日だが、同国はその日にユーロ圏にとどまりたいかどうかという問いに答えなければならない」と述べた。「われわれはギリシャがとどまることが望ましいと考えるが、是が非でもとどまらなければならないと言っているわけではない」と続けた。
(中略)
 ユンケル議長は、欧州はギリシャ問題で「永久にローラーコースターに乗っているわけにはいかない」と述べた。
 「われわれはどこへ向かっているのかを知らなければならない。ギリシャはどこへ行きたいのかをわれわれに告げなければならない」とし、「私はもちろん、ユーロ圏のメンバーの1国が離脱するのを防ぐためあらゆる措置を講じなければならないという見解だが、離脱することがギリシャ国民の望みであるならば、強制することはできない」と語った。
(後略)


果たして、ギリシャはハッタリなのか本気なのか・・・この行方は非常に気になるところです。

⇒⇒⇒⇒⇒

と、ここまでは木曜日の昼に書いておいたのですが、その夜、G20開催を目前にパパンドレウ首相が辞任するとかしないとかの騒ぎになり、二転三転した挙句、ECBの利下げ発表をきっかけに国民投票の撤回を示唆する発言が行われました。

予想外のECBの利下げを受けて、パパンドレウ首相も本気でドイツ、フランスを始めとするユーロ各国に見捨てられると悟ったのかもしれません。

これでひとまずは安心なのでしょうか!?

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

ちょっと前置きが長くなりましたが、4668明光ネットワークジャパン(以下、明光NJ)の続きです。

正直、筆者はこの業界に詳しいわけではないので、最初に同社の財務諸表を見てピンときたときに同業他社比較から行ってみることにしました。この学習塾ビジネスというものが全体的に儲かりやすいビジネスなのかどうか、同業他社比較を行うことで把握することができるかと思ったからです。

で、その一部が下記の表ですが、同業社の売上高、利益率、ROE、自己資本比率をざっと並べてみました。

学習塾比較
(枠の色塗りは、赤塗り=1位、青塗り=2位、緑塗り=3位で区分しています。)

一見すると、どうも業界全体が儲かっているというわけではなさそうです。結構、赤字の企業も目立ちます。

売上高においては栄光HDとナガセの2社が頭1つ飛び抜けているようですが、利益率、ROEの点からみると明光NJの優位性が浮かび上がります。

クリップもなかなか面白いと思ったのですが売上高の面でやや小粒かなと、また、リソー教育のROE36%は魅力的ですが、自己資本比率30%とややレバレッジが掛っているのが気になるところです。

では、何故、明光NJが堅固な自己資本比率と高利益率、高ROEを誇るのかを調べてみましたが、どうもその理由はビジネスモデルにあるようです。

下記は同社の事業別売上高ですが、売上高の約50%がFC事業からの収入となっており、教室数でもFCの方が圧倒的で、同社自体が学習塾の運営企業というよりはむしろ学習塾の販売企業といった印象を受けました。

-2011年8月期事業別売上高-
明光義塾直営事業売上高 6,574百万円(教室数:215)
明光義塾FC事業売上高 6,402百万円(教室数:1,785)
予備校事業売上高 594百万円
その他の事業売上高 143百万円
売上高合計 13,715百万円


ロイヤルティ収入が年々蓄積することで安定的な収益を得ることができ、それが同業他社と比較して高い収益力を実現しているのだと思われます。(「ロイヤルティ収入」って受け取る側にしてみればとても素敵な言葉ですよね^^;)

また前回、「同社にとって一番の難敵は、“少子高齢化”という何となく世間一般に流布する漠然としたフレーズなのではないでしょうか」とも述べましたが、たしかに少子化の影響で学習塾市場全体の売上高が右肩下がりであるという事実もあるものの、同社の個別指導市場に占める割合(11.9%)、業界全体に占める割合(4.9%)は、どちらも毎年着実に市場占有率を高めており、つまりは、マーケットがなくならない以上、強い企業はより強くなって生き残ることができるわけです。

2008年からの中長期経営目標であった全国教室数2000教室の達成も前期(2011年8月期)に遂げており、新中長期計画では2013年8月期を目処に「明光義塾」を全国で2200教室に増やす計画を立てているということでまだまだ成長の余地は十分あると思われます。

また、「明光義塾」単体ではいずれ教室数の拡大も限界を迎えるかもしれませんが、同社の事業領域である“教育ビジネス”という枠組で考えた場合(実際にモデル校を前期に立ちあげたようですが)、難関校受験に特化した「早稲田アカデミー個別進学館」や学童保育のトータルサービス学習塾を目指す「明光キッズ」など、横への広がりも様々な形で期待できるのではないでしょうか。

同社の説明では、こんなイメージだそうです↓(明光NJ10年後の事業領域)

4668明光ネットワークジャパン 将来像


このなかから、ある程度収益見通しが立ち全国展開できる見込みの事業が出来上がれば、後は「明光義塾」で培ったFC展開のノウハウを用いて拡大・成長させることができるわけですから、その点においても同社の成長力に楽しみを感じてしまいます。(医系大学受験専門予備校の「東京医進学院」もすでに黒字化しているようですし☆)

さらにFC展開においては、これまでにFC加盟オーナーから1度も訴訟を受けたことがないというのも同社の強みでしょう。FC加盟オーナーと円満な関係であるということは、従業員との労使関係同様、非常に重要なことだと思っております。(どこかの大手弁当企業は結局これでコケてしまいましたから。。。)

年間配当性向は35%程度を目安にしているようで、これまでのように着実に成長することができれば配当金も自然と増配されるということになり、一株主として現状に不満はありません。現在は株式公開から13期連続で増配達成中ですね。

この○○年連続増配や○○年連続増収増益という言葉は何よりその企業の強さの歴史であり、筆者が投資するにあたり非常に重要視してる項目の一つでもあります。

最後にこのビジネスの問題点としては、とにかく参入障壁が低いということでしょう。極論を言えば、生徒と先生役の人材さえ集めればすぐに自宅でも開業可能なわけですから。。。

ただ、このあたりは売上高と利益率をきちんと追っていればさほど心配する必要はないと思っております。


それでは恒例の筆者の独断と偏見による同社の理論株価です。

明光ネットワークジャパンの理論株価は1,000円です。

いつものことながら嘘を書いているつもりはありませんが、あくまでも投資は自己責任でお願いします。


にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ<<少しでもお役に立ちましたら1クリックをお願いします
スポンサーサイト
10月も本日最終日ということで、本当に1年が経つのは早いものです。ついこないだまでこれから夏が来ると思っていたのですが、そろそろ冬支度をしなければなりませんね。

時が過ぎて行く感覚は30歳を超えたぐらいから加速度的に早まっているような気がしていますが、だからこそ、目の前にある現実の生活を日々大切に過ごさなければならないなと改めて実感しております。

『どんなに努力をしたからといっても“成功”が約束されるものではないが、頑張った分だけの“成長”は必ず約束されている』

誰の言葉だったかは忘れてしまいましたが、筆者の頭の隅っこにいつも置いてある言葉です。


にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

ということで(関係ありませんが)、今回取り上げる企業は、時と共に筆者のポートフォリオに占める割合も徐々に高まりつつある、「明光義塾」のブランド名で学習塾を全国展開する4668明光ネットワークジャパンです。

筆者が高校受験の時に実際にお世話になった学習塾でもあります。

まずは、基本情報から↓

<<基本情報>>
■4668明光ネットワークジャパン(東証1)
■URL:http://www.meikonet.co.jp/
■決算:8月
■プロフィール:

1984年(昭和59年) 設立。小中高向け個別指導の補習塾『明光義塾』をFC軸に展開。その他では、医系大学受験専門予備校である『東京医進学院』や『明光サッカースクール』などを運営。

2011年「働きがいのある会社」ランキングで14位にランクイン(Great Place to Work)。

時価総額:184.8億円
代表取締役社長:渡邉弘毅


2007~2011年の過去5年間の財務諸表は以下の通り。

4668明光ネットワーク財務諸表

EPSの伸び率、ROE、利益率ともに安定して推移しており、財務も堅固。急成長するような業種でないものの、長期保有を前提に考えればニューヨークが暴落しようがEUがおかしくなろうが、関係なく安心して持っていられる銘柄の1つだと思っております。

同社にとって一番の難敵といえば、『少子高齢化』という何となく世間一般に流布する漠然としたフレーズなのではないでしょうか。

次回、<<分析&見通し>>に続けます。


にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ<<少しでもお役に立ちましたら1クリックをお願いします
9月末でバタバタしているのと来週から海外への旅行を予定しているため、今回は<分析~見通し>を一気にお送りしたいと思います。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

これまでにも幾度と繰り返し述べていることですが、筆者が好む企業の傾向として利益率が高い企業という特徴があります。その理由は簡単で、ただ単に利益率の高い企業のほうが利益率の低い企業よりも赤字になりにくいからに他なりません。

その点で見ても、同社の利益率が抜群に優れているということは前回掲載の財務諸表を見ていただければわかると思います。
http://blog-imgs-50.fc2.com/r/i/s/riskandbenefit/4732USS.png

純利益率で20%超ですから、例え利益の半分が吹き飛ぶような損失が発生したとしても10%の利益は確保することができるわけです。仮に、純利益率5%の企業が同額の損失を発生させた場合、赤字に転落することは言うまでもありません。

どちらの企業に投資したいかといえば、答えは目に見えて明らかなはずです。

また、利益の額が大きいということは必然的に企業が自由に使えるお金も大きいわけで、同社の場合、配当金の11年連続増配と継続的な自社株買いによって株主に還元されていることがわかります。


では、同社のこの高収益の体質の源泉は何かというと、

1.会員数4万5千社、全国に18ヵ所のオークション会場を運営する中古車オークション業界のリーディングカンパニーであること。
(同社の中古車オークション市場におけるシェアは33.8%にものぼり、業界2位の他社シェアが9%弱であることを考えるとその差は圧倒的。さらに、車両評価システム、オークションシステムは同社のシステムがデファクト・スタンダードを獲得。)

2.業界のトップ企業であるからこそ中古車の取扱量も断トツで、そのスケール・メリットは顧客(会員)満足度の向上に貢献。
(良質な中古車の取扱量の増加は、同社にとっては出品手数料収入の増加となる。)

3.ひいては、取扱量の増加は中古車約定率の上昇にもつながり、同社にはさらに約定手数料収入というかたちで収益が見込まれる。

4.収入の増加は、新規オークション会場の開設やITへの投資を行うことで、さらに新規会員の増加へと貢献。

⇒つまり、2~4が好循環することで同社のスケール・メリットは他社の追随を許さないほどの圧倒的な地位を築いているというわけです。

その割には売上高が伸びていないじゃないか!と突っ込まれるかもしれませんが、リーマンショック~現在の経済状況を考慮すれば筆者としては売上、利益ともに急減していないだけでも十分及第点だと思っております。なにせ車が売れないと言われるこのご時世に、各自動車メーカーが史上最高益を上げていた2006年と大して変わらない売上高、利益率を維持しているのですから。
(自動車製造メーカーに関して言えば、ハイブリット車や電気自動車など次から次へと巨額の設備投資を必要としますが、同社の場合、自動車であればガソリン車だろうがハイブリット、電気であろうと全く関係ないので、毎年のように巨額の投資費用を必要としないのも強みです。利益が貯まりやすい構造にあるわけです。)


都内で生活し、普段の移動手段は公共の交通機関で事足りる筆者にとっては自動車はさほど生活必需品というわけではありません。しかし、地方に行けば自動車は1人1台と言っても過言ではないほど生活とは切り離せない必需品ですので、国内全体を見渡せば“(自動車が)売れにくいという”ことはあっても“全く売れない”ということはまずないと思っております。

また、自動車が売れにくいと言われる時代には、新車の購入意欲はなおのこと低いことでしょう。そうなると、同社が業界トップを務める中古車市場においては、中古車の需要は安定的に見込まれるのではないかと思われます。

(実際に中古車を個人消費者に販売して販売収入を得ているわけではない同社にとっては、中古車を流通させることで手数料収入を得られればいいわけです。言い方は悪いですが、売れる売れないは別として一定の需要があれば成り立つビジネスモデルなわけです。)

さらに、今が不景気の底かを見極めることはできませんが、この閉塞感がこれから永遠に続くとは考えにくいと思います。いずれ景気が良くなって個人消費者の自動車に対する需要が一斉に回復すれば、中古車の流通速度は一段にも二段にも速くなるわけで、それは中古車オークション市場におけるリーディング・カンパニーである同社に多大なる恩恵をもたらすことになるでしょう。

それじゃ、景気が良くなるまで我慢なのかと聞かれれば、答えは「YES」です。それまで同社には厳しい我慢の時が続くかもしれません。しかし、現状進めているように、着実な市場シェアの獲得とさらなる参入障壁の構築を怠らなければ今現在持っている同社のビジネスモデルとその優位性をここ数年で失ってしまうようなことはまずないと思われます。

同社のような企業に投資するにあたっては、適正な価格で買ったら後は購入価格を忘れてしまうのが一番です。毎年のように増える配当金を受け取りながら、安ければさらに買い増し、株式数の増加=資産の増加を目指すのがセオリーでしょう。

『USS中期経営方針(一部抜粋)』
・関西地区でオークション会場No.1になること。→現在唯一2番手の地区
・市場シェア40%を獲得。→現在33.8%
・バーチャルオークションサイトの強化。
・国内市場における充実度の向上と補完事業の育成。→主力事業はあくまでも国内中古車オークション事業


では最後に、筆者の独断と偏見による同社の理論株価です。

USSの理論株価は7,500円です。

いつものことながら嘘を書いているつもりはありませんが、あくまでも投資は自己責任でお願いします。


プロの投資家のなかには「銘柄に惚れ込むな」と言う人もいますが、その一方で、オマハの賢人ウォーレン・バフェット氏は「カトリック教徒の結婚のように投資をしなさい。一生添い遂げるつもりで」と言われます。

筆者は、後者を選択します。


にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ<<少しでもお役に立ちましたら1クリックをお願いします
「大きなチャンスがあなたの前に姿を現す時はきっと来る。その時、あなたはそれを利用できる準備ができていなければいけない。」とは英国の劇作家シェークスピアの言葉ですが、この教えは投資家も十分に肝に銘じておくべき言葉だと思います。

相場が荒れ始めてから、慌ててあれこれ売り買いを考えても優れた投資は行えないでしょう。平時において、どれだけ投資に対して準備が出来ているかが投資の成否において分かれ道になるのだと思います。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

では、今回取り上げる企業は、国内の中古車オークション市場において圧倒的なシェアを持つ『ユー・エス・エス』です。「出品手数料」と「成約手数料」の2つの手数料が収益の中心となる、筆者の好きなパターンのビジネスモデルを展開しております。

また、ビジネスモデル以外にも同社の経営陣、企業理念にも大変魅力を感じており、少しばかり思い入れが強くなりすぎているのが玉に瑕かもしれません^^;

まずは、基本情報から↓

<<基本情報>>
■4732ユー・エス・エス(東証1)
■URL:http://www.ussnet.co.jp/
■決算:3月
■プロフィール:

1980年創業。社名は「Used car System Solutions」の略。国内中古車オークション事業において、34%のシェアを持つリーディング・カンパニー。全国に18のオークション会場を展開。代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)は安藤之弘。

時価総額:2,055億円


2007~2011年の過去5年間の財務諸表は以下の通り。

4732USS財務諸表


近年の景気の悪化を受けて同社の売上高もここ数年は頭打ちの状況ではありますが、利益率は高水準を維持し、キャッシュフローも潤沢な状況です。

さらに、自己資本比率は80%と盤石な財務体質を誇っています。

次回、<<分析>>に続けます。


にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ<<少しでもお役に立ちましたら1クリックをお願いします
にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

では、見通しです。

同社の主力事業である新規学卒者の採用テスト市場においては現状約30%のシェアを獲得しており、これといった競合企業も見当たらず、将来的なシェア目標である50%という数字も決して達成できない数字ではないと思われます。

加えて、各利益率が高水準で推移していることからも、同社の製品・サービスに対して値下げ圧力がかかっていないことがわかり、価格競争に巻き込まれる心配も当面いらないでしょう。

また、少子高齢化に伴い新卒学生数の減少傾向はこれからも当分の間続くと思われ、同社のビジネス環境にとっては逆風になると思われるかもしれませんが、同社のテストを取り入れている企業側からしてみれば少ないパイの中からいかに優秀な人材を正確かつ、合理的に選考することができるかにかかってくるわけですから、そこにかけてくる企業側のお金というのは今後ますます増えてくるのではないかと思っております。

つまり、今後の当面の売上高の推移においても、毎年の伸び率こそ派手さはないものの着実に拡大していくはずであろうと思っております。

もちろん、ROEは高水準を維持しており、有利子負債はゼロと財務は磐石。

ちなみに、2009年9月期の決算では、国際優良企業と言われる企業を含め多くの企業が同時期赤字に陥りましたが、同社は若干の落ち込み(前期比マイナス8%)程度で済みました。

同社の適正株価については後述しますが、何故同社の株価が13万円台まで売り込まれているのか筆者には理解しがたい現実です。

同社のリスクについては有報にもあるように、売上の約90%を新規学卒者の採用市場に集中しているため、万が一同社が想像もしないような画期的なテストが他社によって開発された場合、同社の収益への影響は甚大であると思われます。

しかし、仮に画期的で新しいタイプの新規学卒者用テストが他社によって開発されたとしても、その影響が直ぐに同社の収益に影響を及ぼすかというとそういうわけでもないかと思います。

他社の製品・サービスに乗り換えるということは、つまりは、昨年まで基準としていた選考基準自体が全く変わってしまうわけですから、各企業の人事担当者もそう簡単に決断できないでしょう。(その画期的な新しいテストが例えどんなに優れていたとしてもです。)

要するに、他社の画期的で新しいタイプの新規学卒者用テストが開発されたとしても同社の企業収益に甚大な影響を及ぼすまでにはそこそこのタイムラグ(2~3年)が発生すると思われます。

その影響は、確実に同社の財務諸表の変化として表れるでしょうから、投資判断を変更するのもそれかれでも遅くないと思っております。

オマハの賢人ウォーレン・バフェット氏も『個人の消費者に売るよりも法人相手の商売のほうがいい』と言っております。

個人消費者は目新しいものが発売されると好奇心も働きすぐに浮気しますが、企業はちょっとぐらい目新しいものが発売されたからといってそう簡単に浮気とかしたりしませんからね♪きっと、企業勤めされている方であればその意味がよくわかると思います。

では最後に、筆者の独断と偏見による同社の理論株価です。

4327日本SHLの理論株価は28万円です。

現在の株価の2倍以上ですね^^; なぜこんなにも人気がないのでしょう??

いつものように嘘を書いているつもりはありませんが、あくまでも投資は自己責任でお願いします。


にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ<<少しでもお役に立ちましたら1クリックをお願いします
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。